2021年5月23日 新八水路で魚類調査(288回)

太陽を見ない日が続いていたが、この日は久しぶりの青空だった。

雨の後で水位も朝から下がっていて調査開始時点では川底が露出していた。

 

ワンドも水位が下がって縁の方は地面が露出していたが、一部水位がある場所をガサガサしたらスミウキゴリを中心に採ることができた。

 

一方で水路はオオカナダモが大量に繁茂していたので、最初にそれを駆除してから採集をしたが、いるのは黒いオタマジャクシだらけで、ほとんど魚は採れなかった。なぜだろう?

午前中は水位が下がりすぎて、投網を打てる場所が限定されてしまうほどだった。

ところが、午後からは水位が上がってきて程良い状態だった。

水位がとても下がり、流れがないとても浅い場所に黒い稚魚の群を確認、上からの目視では何か判別できなかったので、とりあえず一部を採取した。後で確認したらバスの稚魚だった。全部駆除できなかったのが残念!

下の写真

バスの稚魚

コクチバス

ウナギ

マルタ

ニゴイ

スズキ

アシシロハゼ

ヌマチチブ

マハゼ

スゴモロコ

オイカワ

参加者

 合計:6名

 

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−286
    調査次数 288 備  考
    調査日 2021/5/23
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 30      
41−73    
2 アユ 1      
73    
3 ウナギ 1      
88    
4 オイカワ 7      
54−150    
5 カダヤシ   6   特定外来生物
  23−42  
6 ギンブナ   1 13  
  23 28−38
7 コイ     1  
    30
8 コクチバス 1     特定外来生物
188    
9 スゴモロコ 1      
87    
10 スズキ 1      
51    
11 スミウキゴリ     15  
    31−40
12 ニゴイ 3      
143−370    
13 ヌマチチブ 44        
30−78        
14 バスSP 15     特定外来生物
9−13    
15 ボラ 8        
35−430        
16 マハぜ 7        
22−58        
17 マルタ 5        
31−37        
18 メダカ     1  
    34
               
    13種類124個体 2種類7個体 4種類30個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて18種類161個体の魚類が採集されました。
晴れ、気温25.2℃、水温 本流19.4℃、新八水路20.7℃、新八ワンド24.6℃(15:00頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)0.60m (12:00)0.82m (14:00)1.37m