2021年6月12日 新八水路で魚類調査(289回)

道具の倉庫前の集合はわずか3名。

それでも、調査が始まると徐々にメンバーが増えて午後2時ごろには8名になっていた。

調査開始時、本流の水位が高かった。ワンドもそこそこの水位でたくさん採れると思いきや、思ったほど採れなかった。

新八水路はワンドより魚の気配がなかった。

江戸川本流は水位が高めだったので少し心配だったが、調査開始早々から、ワタカ、オイカワ、ニゴイがそれぞれ150ミリ前後が採れたり、水位が昼に向かって下がったこともあってか、思いのほか取れ高が多かった。

昼食後、午後に入ると水位が幾分上がり始めたが、上がり方が緩やかだったので助かった。

終わってみれば、本流18種類、水路3種類、ワンド6種類、全体では23種類の魚が採れた。

夏場に採れる9割ほどが採れたと思われる。

近年あまり採れなかったウナギが3ヶ月続けて採れたことは、間違いなく増えてきたことの証。

昨年採れなかったヒガイ、昨年1回だけ採れたワタカも採れた。

参加者:合計8名

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−287
    調査次数 289 備  考
    調査日 2021/6/12
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 17      
36−70    
2 ウナギ 1      
152    
3 オイカワ 3      
134−148    
4 カダヤシ   1 2 特定外来生物
  35 30−42
5 ギンブナ 1   1  
132   27
6 クロダハゼ 1      
22    
7 コイ   2 2  
  18−20 26−26
8 コクチバス 2     特定外来生物
201−212    
9 ゴクラクハゼ 1      
78    
10 スゴモロコ 23      
60−72    
11 スズキ 1      
100    
12 スミウキゴリ   7 2  
  30−45 36−37
13 デメモロコ 13      
47−68    
14 ニゴイ 13      
28−178    
15 ヌマチチブ 52      
30−72    
16 ハス 2      
75−77    
17 ヒガイ 1      
33    
18 ボラ 6      
43−480    
19 マハゼ 27      
37−73    
20 マルタ 16      
21−150    
21 メダカ     4  
    33−35
22 モツゴ     1    
    37    
23 ワタカ 1      
141    
               
    18種類181個体 3種類10個体 6種類12個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて23種類203個体の魚類が採集されました。
晴れ、気温28.5℃、水温 本流26.6℃、新八水路23.4℃、新八ワンド29.1℃(14:30頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.74m (12:00)1.57m (14:00)1.61m