「台湾ツアー旅行記」2024年4月1〜3日(JTB旅物語)

ツアー名:いいとこどり台湾3日間( JTB旅物語 )

出発便(4/1):成田発 チャイナエアライン(CI)107便 9時25分

帰国便(4/3):台北(桃園)発 チャイナエアライン(CI)106便 16時20分

これは、熟年夫婦が参加した海外ツアーの旅行記です。

【訪れた街と観光地等】

・台北(士林夜市、中正紀念堂、龍山寺、忠烈祠、故宮博物院)

・十分

・九份


成田空港第2ターミナルに到着後、①団体カウンターで受付を行いEチケット控えを受領、②ネットで手配したWifiルーター受領、③チャイナエアラインのカウンターでチケットを受領、④4Fのショッピング街を散策、⑤出国審査、⑥搭乗ロビーへ なお、今回のツアーは14名 添乗員は付かない。

出発便が定刻から1時間遅れ、出だしから少し不運。

 

台北桃園空港に着き、入境審査、荷物受取、税関審査を出るとそこにJTBの紙を持った男性現地ガイドが待ち受けていた。

14名が集まったところで、大型バスに乗りまずは天燈で有名な「十分」に向かう。

 

空港を出たバスはすぐに高速道路に乗り、台北市内を脇目に1時間半ほどで「十分」に到着。

到着後、すぐに天燈の赤いビニールのようなものに筆で願い事と自分の名前を書き空に飛ばす。

天燈を上げる場所はなんと線路の上、今でも1時間に一本ぐらい鉄道は走っているようです。

その後土産物屋を散策してからバスで「九份」に向かった。

 

「九份」に夕暮れ前に到着。

ガイドの案内で老街と呼ばれる町の中のメイン通り?の石畳の階段を登る。

ガイドと別れ、もらったマップを頼りに展望台から太平洋を観て、道の両側にいろいろなグルメやお土産品店が並ぶ道を歩く。

日も暮れかけてきて、明るく照らす提灯が昔懐かしい情緒を醸し出していた。

「千と千尋の神隠し」の舞台と噂されるだけあって、ジブリのキャラを売りにした商品を専門に置く店まであった。

階段を下り、バスを降りた駐車場のそばのレストランに集合し、台湾料理の夕食を食べた。

コース料理だったが、メニューがなかったので何が出るかわからず、大皿で出てくるものを残さないように皆(8人)で食べ続けた結果。あとの方は食べきれなかった。

台湾料理の夕食後、バスで台北に戻る。

1時間ほどで、夜市で有名な「士林夜市」に着いた。

自由行動が1時間ほどあったが、夜市の中心部分は対面の麻雀遊び?など、期待していたものとは全く違う露天商やゲーム店だらけ。

周りには飲食露店が多数あるとのことだったが、夕食を食べた直後で食欲わかず、早々と集合場所(教会前)近くのコンビニ(ファミマ)で時間潰し。

 

ホテルに向かい走り出した直後、バスは突然ポリスに止められた。

バスが集合場所に着く直前に停車中のバイクと接触したとのことだった。

30分ほど車内で待ち、代わりのバスに乗り換えてホテルに向かった。(初日からトラブル)

【2日目】

ホテルは台北市の中心街の脇を流れる「淡水河」のすぐ脇にあるので、12階のレストランからは川がよく見えた。

9時にホテルを出発したバスは、「龍山寺」に向かった。

「龍山寺」の後、「総督府」を車窓から見物し、「中正紀念堂」に向かった。

昼食は昨日に続いて台湾料理だった。

魯肉で有名な「丸林魯肉飯」。

内容は前日の夕飯と同じような味付けで、やはりメニューがなかった。

中国人は出された料理が美味しいときは少しだけ残すのが礼儀、ということを聞いたので、今回は無理して食べなかったが、想定以上に料理が出てきて、最後の料理がほとんど食べられなかった。

メニューがあったらね〜、とみんな残念がった。

 

昼食後、ホテルに戻り、あとはフリータイムとなった。

ガイドが、エステやレストランなどの予約をしてくれた。

女性二人連れが、台湾料理を食べたあとなので、夕食はあっさりした雲南料理の「人和園」に行きたい、とガイドに頼んだので、我々も一緒の予約をお願いした。

 

夕食の場所も決まったので、土産を買いに地下鉄MRT中山駅近くに行くことにした。

地下鉄かタクシーか迷ったが、タクシーをホテル受付に頼んだ。

ホテル玄関前で待っていると白い車がに来た。

前日にガイドから、タクシーは黄色で屋根上に看板があるからすぐわかる、と聞いていたので、この車ではないだろうと思ったが、ホテルの受付からもらった名刺に書いてあるナンバーだった。

え、どういうこと?と思ってホテル受付に確認したら、この車だ、とのこと。

乗ったら、ちゃんとメーターが付いていた。

 

三越の近くにあるお茶屋「新純香」(娘のお薦め)、台湾最大のチェーンのお茶屋「天仁茗茶」でお茶を買い、三越の地下食品街を散策し、地下にあるカフェで休憩を兼ねた時間調整。

三越の近くのホテルオークラで評判のパイナップルケーキとヌガーを買い、夕食を予約したレストランに歩いて向かった。

 

ゆっくり歩くこと20分、店に着くと、一緒に予約した二人連れはすでに席にいたので、予約の時間前だったが注文を始めた。

油多め、肉多めの台湾料理に飽きていたこともあり、どちらかというと野菜中心の雲南料理は美味しかった。

出てきた料理を食べなくちゃいけない気持ちで食べていた台湾料理と違って、美味しそうなものを選んで注文し、皆でシェアしたこともあり、とても割安で満足のいく食事ができた。

気持ちに余裕が出てきたこともあり、ビールも飲んだ。

ホテルへは流しのタクシーを拾って帰った。

タクシー料金はとても安く感じた。

【3日目:帰国日】

なんとこの日は4月3日、沖縄に津波警報が出た「台湾東部沖地震」の当日。

前日と同様、12階のレストランで7時前から7時半ごろまで昼食をとり、4階の部屋に戻ってくつろいでいた時、あの地震の揺れに襲われた。

 

台湾時間7:58(日本時間8:58)

体感は震度4ぐらい。

テレビでNHKを観ていた時だった。

「あさイチ」の画面が切り替わり、地震の情報になった。

沖縄に「津波警報発令」とのこと。

日本にいる娘から、心配するLINEがきて、震源地が台湾だと教えてくれた。

テレビを地元のチャンネルに変えて、台北が5弱だったことを知る。

ホテル内のエレベータは動いており、集合時間には早かったが、スーツケースを持ってロビーに行った。

まだ1組しか来ていなかったが、徐々に増えてきて地震の話題になる。

レストランにいた人の話では、テーブルの上の食器などが床に落ちて大変だったとのこと。

壁の絵画などが傾いた、部屋の壁がギシギシ鳴った、など同じホテル内でも体験した内容はそれぞれだった。

バスは、集合の時間にはすでに来ていたが、ガイドは少し遅れて来た。

乗っていた地下鉄が運転見合わせになったので、下車してタクシーで来た、とのこと。

彼の話では、台湾ではこれぐらいの地震は年に2〜3回あり、慣れているので問題ない、とのこと。

(実際は、1999年以来の大きな地震だった)

 

3日目の観光のメインは故宮博物院だが、その前に「忠烈祠」の衛兵交代式の参観。

地震があっても、交代式はやっていた。

故宮博物院ではガイドの説明を1時間ほど受けながら見学したあと、フリーの時間に館内のカフェで軽食。

 

バスは、ガイドご指定の土産物屋?に立ち寄ってから桃園空港に向かった。

空港内の通路の天井が一部壊れている場所があったが、それ以外には地震の影響を感じさせるものは無かった。

空港内の通路の途中に、ツアーメンバーがこぞって買う店があったので、釣られて買った。あとで調べたら有名なパイナップルケーキ店の売店だった。(微熱山岳 SunnyHills )

 

帰国便は定刻通り出発し、成田には21時近くに到着。

外国人が大勢いて、入国審査に進めないというハプニング?もあったが、無事帰国できた。

2泊3日の、短い、でもいろいろあったツアーだった。。