(パムッカレの石灰棚)
トルコ旅行 2009/5/6〜13
2009年5月6日から13日にかけてトルコ8日間のツアーに参加。
雨に降られることなく、日本語、日本の歴史、日本の今のこともよく知る現地ガイド(トルコ人)のおかげもあって、とても良い観光ができた。
1日目
(出発〜イスタンブール)
成田空港の集合は10:40。トルコへはトルコ航空の直行便、TK-0051便、12:50発だった。
空港の外は雨だった。
トルコのアタチュルク空港への到着は、現地時間夕方7時半頃。
早速、空港内の銀行でトルコリラに両替えをした。(1リラ=約70円)
空港からホテルに直行。
2日目
朝早く起きてしまった。今日はバスであの有名な【トロイ】に行く。
朝7:30イスタンブールのヨーロッパ側の新市街にあるホテルを出発したバスは、金角湾を渡り、西進し、マルマラ海を左に見ながら進み、ガリポリ半島を南下。
アジア側に渡るフェリー乗り場のすぐそばのレストランで昼食。
昼食後、バスと一緒にフェリーでヨーロッパ側からアジア側に渡りました。乗船時間30分。
【トロイ】の遺跡は、ホメロスの叙事詩「イリアス」に登場するトロイ戦争の舞台。
貿易商のドイツ人シュリーマンが物語を信じて宝物を夢見て掘り出したのがここ。
なぜか、石垣の間の草むらに赤いポピーが咲いていて、すごく印象的だった。
トロイ遺跡の後は、宿泊地「アイワルク」。ホテルは「グランドテミゼルホテル」
ホテルの裏には、あのエーゲ海が広がっています。とても夕日がロマンティックだった。
3日目
( アイワルク からエフェソスへ)
エーゲ海が見える部屋から、日の出を期待したけど、雲があって残念。
朝、出発までの時間に、ホテルの庭を散歩。
今日は、【エフェソス】の遺跡観光がメインだが、途中に、トルコ石専門の宝石店に寄り、昼食はホテル併設のレストランで「シシケバブ」を食べた。
(エフェソスの遺跡)
古代都市【エフェソス】の遺跡へは南の入り口から入った。
BC11世紀にイオニア人がギリシャの都市国家をここに作りました。
最盛期には25万人が住んでいたようだ。
さすが小アジアいちのスケールを誇る野外劇場を始め、見応えある遺跡だ。
やはり、石の文化はすごい!。
5月の日差しはとてもきつかった。
帽子を忘れたので、手拭いで日差しを遮ることにした。
8月にはトルコに来ない方が良いよ(暑くて、混む)、というガイドさんのコメントもあった。
今夜のホテルは、パムッカレのそばにある「サーマルコロッセオ」、温泉プールがついている。
夕食後、水着に着替えてひと泳ぎして、サウナにも入った。
4日目
(パムッカレの石灰棚)
石灰質を含んだ温泉水が台地を流れ落ちる時に、石灰質が地表に堆積し、長年に渡って作り上げた千枚田のようなパムッカレの石灰棚。
お湯の量が減ってきたため、今は政府が保護し、流れる湯量を調整している。
靴を脱げば、中に入ることができますが、下はぬるぬるしているので、おそるおそる歩く。
(〜コンヤ)
パムッカレの後は、「今夜はコンヤ」などと駄洒落になるような高原の町「コンヤ」に向かう。
人口が急増している町だ。
コンヤの観光の目玉である、メヴラーナ博物館という旧霊廟では写真撮影ができなかった。
その代わり、博物館の裏庭で地元の女子高生?とツアー参加者の写真を撮ることができた。
5日目
(コンヤ〜キャラバンサライ)
今夜のホテルを7:30に出発。
キノコ岩などの奇岩で有名な【カッパドキア】に向う。
途中、スルタン・ハヌのキャラバンサライ(隊商宿)に寄る。最大規模の隊商宿だそうだ。
中に入ると、石の壁に囲まれた部屋やらくだが休憩したかもしれない場所もあった。
絨毯のお店(組合形式)にも立ち寄って、洞窟のレストランで昼食をした。
この辺りから周りの風景が、ちょっと地球離れした景色に変わってくる。
(カッパドキアの奇岩たち)
いよいよ奇岩の風景、【カッパドキア】だ。
最初に、キノコ岩がたくさんあるパシャバーウでバスを降り、奇岩に圧倒される暇なく、ラクダ岩のあるデヴィレント、三姉妹の岩のあるエセン・テベへバスで移動する。
あまりにもいろんな形をした奇岩を見ているうちに、どんな奇岩を見てもあまり感動しないようになっていた。
奇岩群を見た後は、【愛の谷】へのミニハイキングだ。
他の観光客はいなかった。
歩き始めた時は、ほんの少し雨が降り出したかな、と思っていたら、いつの間には止んでいた。
道はず〜と昇り。
あちこちに見える岩は、皆同じように、何かの形に似ている。それで【愛の谷】と呼ばれている。
次に、ギョレメの谷が一望できる展望台に寄り、すぐそばのウチヒサールの城塞がよく見えるところ(土産物屋、トイレあり)に移動。
最後は、地下8階まであるカイマクル地下都市を見学し、ようやく、ネヴァシェヒルのホテル「リゾート デデマン カッパドキア」に到着。(地下都市の前の土産物屋で、絵皿と目玉のお守りを購入)
6日目
(カッパドキア〜カイセリ空港へ)
カイセリの空港に向かうため、ホテル出発は、7:00。
空港までのバスからは、まだ朝早いのに観光用の気球がいくつも見えた。
気球の向こうに見えるのは、前日見たのとちょっと形が違うけど、おそらくウチヒサールだった。
まさか、あんな物がいくつもあるとは思えないので・・・
カイセリの空港からイスタンブールに向けて国内線に乗る。
(イスタンブール・トプカプとブルーモスク)
カイセリから空路でイスタンブールに入る。
まずは、ボスフォラス海峡に面したレストランで昼食。
食後は、トプカプ宮殿、ブルーモスクを見学。
トプカプ宮殿は、15〜20世紀まで続いたオスマン朝の支配者の400年間の居城だ。
ブルーモスクには、ミナーレ(尖塔)が6本あるが、世界中で他に6本のミナーレを持つのは、イスラムの総本山のメッカのモスクだけだそう。
ブルーモスクへの入場は、靴を脱いで(袋に入れて)素足で入る。宗教施設だが、写真撮影(ストロボNG)は許されている。
トプカプ宮殿,ブルーモスクの後、グランドバザールで買い物をし、そしてホテルに行く。
夕食のベリーダンスディナーショーへの出発まで時間があったので、ホテルの周りを散策したら、すぐ近くにスーパーマーケットを発見。品物の価格は日本と大差ないように思えた。
ベリーダンスディナーショーは、近くで見ることができず、ちょっぴり不満が残った。
トルコ旅行7日目
(イスタンブール・ボスポラスクルーズ)
ツアー中で一番遅いホテル出発。8:30
バス出発の時間を使って、ホテルの近くを朝の散策。
ちょうど出勤,通学の時間帯。ホテル前の大通りの信号機は青の時間がとても短く、普通に歩くと、渡りきれない。横断歩道でも、皆小走りで、青になる前に路上に出るので、見ていて怖いくらい。
朝一番は、小型観光船貸し切りによる、ボスフォラス海峡クルーズだった。(約1時間)
(イスタンブール・リュステムパシャモスクとアヤソフィア)
クルーズ船を降りて歩いて向かったのは、港のすぐ近くにある【リュステム・パシャ・ジャミイ】というモスクだった。建築家スィナンの作だ。
建物に入った時は、他に観光客はなく、管理人の姿もなく、ゆっくりと見学できた。
混雑した市内をバスで移動し、最後の観光となるアヤソフィアに向った。
(イスタンブール・昼食から帰国へ)
最後の観光も終わり、最後の昼食は海岸線に沿って走る鉄道の駅(クムカプ駅)のそばにあるレストランだった。
昼食後、表に出ると、近くにのびーるアイスクリームの屋台が2軒をあることに気がついた。
ツアーのご婦人方は、とても喜んで店員?と交流していた。
帰りの飛行時間は行きとルートが違うこともあり、1時間ぐらい短く12時間弱。
成田空港は、午前到着のせいか、とても空いていた。インフルエンザのチェックも簡単(用紙に記入だけ)だったし、税関もスイスイ通過できた。