まれに見る暑い一日だった。
テント内にぶら下げた温度計は36.7℃だった。(昼頃と3時過ぎ)
この日もいつもの魚類調査の日だったが、私は、午前中、葛飾区市民活動支援センターの講座(5回)の第一回目の魚取り体験の世話係をした。
他の調査メンバーが江戸川本流で投網などで採集していたが、私はワンドの中で講座参加者と一緒に小魚をすくっていた。
でも、どういうわけか、先月(7月)20日の「かつしかっこ探検隊」の時に比べて、ほんの少ししか魚が採れなかった。
11時半頃には講座の魚取りが終わったので、調査メンバーのブルーシートに戻ると既にメンバー二人(もちろん年配者)が珍しく休憩してた。
暑さに負けて陸に上がってきた模様。
昼食の時には全員がシートに戻って来た。
数えると20名を超えていて、珍しく大人数だった。
しかも、女性の比率が高かった。
メンバー構成は、コアメンバー6人、学生4人、社会人3人、親子3組、その他若干名。しかも、午後からの参加者もいた。
来るもの拒まずの自由参加形式なので、こういうこともある。
午後は私も本流に入り、投網、そしてタモ網を使った。
投網でボラ、マハゼ、カマツカ、タモ網でヌマチチブ、ヨシノボリを採った。
数が多すぎると、測定するメンバーからいやがられるほどたくさん取れるはずのヌマチチブが、なぜかほとんど採れなかった。
一方、胸まで水に入って投網を打ち続けた女投網士がなんと365ミリのアメリカナマズを採った。
アメリカナマズは特定外来生物なので、解剖し内蔵内を調べたら、丸呑みされて形がそのままの小魚やえびが10匹近く確認できた。これじゃ特定外来生物に指定されるわけだ。
この暑さの中、みんな水分補給と塩分補給に心がけていたけど、少し気分が悪くなったメンバーがいた事をあとで知った。
私も2リットルのスポーツドリンクを飲んだが、3リットル飲んだ人もいた。
いつも反省会をやる居酒屋にアメリカナマズを持ち込んで調理を無理矢理頼んだら、唐揚げと、唐揚げが入った黒酢あんかけになって帰って来た。
料理人の腕にもよるが、白身で淡白で結構いけるのがわかった。