新八水路で魚類調査2023年6月4日(313回)

前日までの豪雨により江戸川が増水し、当日朝になってもなかなか水位が下がらないので、調査がどの程度できるか心配だった。

 

本流はとても入れる状況ではなかったが、水路とワンドは十分調査可能な水位だったので、水路とワンドから調査を始めた。

 

午後になると状況は一変し、川の流れはまだ早かったが、本流の水位はいつもと変わらないところまで下がっていた。

測定作業風景

魚の写真

順番に

メダカ、スミウキゴリ、ゴクラクハぜ、ヌマチチブ、オイカワ、スズキ、ウナギ、ブルーギル、コクチバス

下の写真は、ハクレンの卵と思われる。(大塚様撮影)

これは、ハゼ類を採ろうと川底をガサガサしていたら網に入ってきたもの。

今の時期、雨の後の増水時にハクレンが産卵すると言われているので、おそらく上流で産卵したハクレンの卵だろう。

参加者

 合計:10名

  常連    8名

  一般(親子)2名

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−311
    調査次数 313 備  考
    調査日 2023/6/4(豪雨後)
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 8      
45−64    
2 ウナギ 2      
107−116    
3 オイカワ 20      
66−138    
4 カダヤシ   4 2 特定外来生物
  24−38 30−32
5 ギンブナ 2   1  
139−193   54
6 コイ 1 7 2  
40 17−24 29−42
7 コクチバス 3 2   特定外来生物
27−35 11−30  
8 ゴクラクハゼ 6      
31−72    
9 スズキ 7      
55−91    
10 スミウキゴリ 2 6 2  
28−28 33−46 40−44
11 ドジョウ   31 10  
  20−44 31−34
12 ニゴイ 3      
35−140    
13 ヌマチチブ 107 1    
34−81 42  
14 ブルーギル 1     特定外来生物
100    
15 ボラ 4      
63−75    
16 マハゼ 38 1    
32−72 39  
17 マルタ   3    
  26−32  
18 メダカ   2 1  
  30−34 33
19 モツゴ 2 4 1  
58−58 17−30 28
               
    15種類206個体 10種類61個体 7種類19個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小ー最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、あわせて19種類286個体の魚類が採集されました。
晴れ、気温26.0℃、水温 本流20.4℃、新八水路20.3℃、新八ワンド20.0℃(14:30頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.88m (12:00)1.56m (14:00)1.31m