新八水路で魚類調査2023年1月21日(308回)

朝から北風が強く、川面に白波が立っていた。

江戸川の水位は先月と同様、調査中ずっと高いまま。

 

そのため、投網もタモ網も困難を極めた。

 

午前中は、なんと本流の成果ゼロ。

午後になり、投網からタモ網に切り替えたメンバーもいて、なんとか本流で3種類を採取することができた。

 

ワンドは水位があるので期待したが、思ったほど数も種類も採れず。

とても厳しい状況で、全体で6種類採れたのは参加者の執念の結果である。

 

無理が祟って参加者が体を壊さないことを祈る。

測定風景

下の写真は

本流で採取した、ニゴイ、ヌマチチブ、オイカワ

参加者:7名

   
葛飾柴又新八水路 魚からの便り−306
    調査次数 308 備  考
    調査日 2023/1/21
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 オイカワ 2      
27−33    
2 カダヤシ   69 14 特定外来生物
  13−38 14−29
3 ギンブナ   3      
  54−60      
4 ニゴイ 1      
78    
5 ヌマチチブ 5      
29−53    
6 メダカ   12 1  
  21−31 27
               
    3種類8個体 3種類84個体 2種類15個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて6種類107体の魚類が採集されました。
晴れ時々曇り、気温8.8℃、水温 本流7.8℃、新八水路6.3℃、新八ワンド6.8℃(14:40頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.76m (12:00)1.78m (14:00)1.78m
【参加者コメント】          
北風に吹き寄せられて岸の石にあたり、チリチリ鳴るガラス瓶の音を聞きなから網を打っていると、心底風流な事やっているなと思います。
あまりに魚が採れないと、網の中に動くものがいた時に自分の目を疑う感覚、久々です。(KI)
強風と波がありましたがなんとかヌマチを取りました! 過去1番嬉しいヌマチかもしれません。(MO)
水槽内の魚の種類は少なかったのに、水槽を見て関心を持ってくれる通り掛かりの方が大勢いて、とても嬉しい。足の故障もあったが、本流で何も採れなかったのが悔しい。(SI)