新八水路で魚類調査2022年1月15日(296回)

少し雲があったが概ね晴れていた。

北風が強く、投網もタモ網も苦戦した。

 

水位はそれほど高くなかったが、もう少し低いともう少し調査が楽だったと思う。

風で水面が常に波立っており、しかも下流に向かう風があり、流れがあるのかないのかわからないくらいだった。

 

本流の岩に藻が大量に付着していた。

それが原因かどうかわからないが、いつもは岩周りでタモ網で採集できたヌマチチブがほとんど採れなかった。

 

そんな厳しい状況にも関わらず、寒さ知らずのメンバー2人が3種類(うち遊泳魚1種類)を採取した。

 

ワンドの水位は低かったが、真ん中と縁でなんとか採集できた。

「測定作業」

唯一の透明な遊泳魚がサケ科の魚であることは間違いなく、現場ではアユと判断したが、最終的にはワカサギと同定された。

参加者

  8名(うち、一般参加者2名)

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−294
    調査次数 296 備  考
    調査日 2022/1/15
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 3      
46−48    
2 カダヤシ   60 19 特定外来生物
  16−33 15−32
3 ギンブナ   1    
  45  
4 タイリクバラタナゴ   7 1  
  20−33 27
5 ドジョウ   2    
  57−115  
6 ヌマチチブ 2      
37−51    
7 メダカ   62 6  
  19−31 17−30
8 ワカサギ 1      
61    
               
    3種類6個体 5種類132個体 3種類26個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて8種類164個体の魚類が採集されました。
晴れ、気温12.0℃、水温 本流6.0℃、新八水路6.4℃、新八ワンド8.5℃(14:00頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.59m (12:00)1.60m (14:00)1.60m