朝、倉庫前にはこれまでにない大勢の人が集まっていた。
色々お世話になっている区役所の環境課のメンバーが五人、学生さんが五人、他のメンバーも数人。
川の水位は、なぜか昨夜から上がり続けていて、結構高い水準。
しかも調査開始後も少しづつ上がっていた。
また、水が思いの外冷たく、しばらく川に入っていると、手がかじかみ、水に浸かっている下半身が冷えてくる。
水位が高いからかどうかわからないが、あまり魚が取れない。
川底にいるはずのヌマチチブもなかなか採れない。
お昼ご飯の後、コンデションの悪さになかなか川に向かわなかったけど、一度川に入ると水の冷たさもなんのその、みんな我こそは一番大きな魚を取ろうと必死にと網を投げ続ける。
そんな執念の成果、Tさんによる約40センチのスズキの採取につながった。