新八水路で魚類調査2023年3月25日(310回)

雨は、強くなったり弱くなったりしたが、調査中は止むことはなかった。

水槽や荷物をテント内に置き、昼食もテント内だったが、こんな日はテントの有り難みを痛感した。

 

10時ごろ高かった本流の水位があっという間に下がり、12時ごろまでに50センチも下がった。

 

オオクチバスのお腹が大きかったので裂いたら、黄色の卵嚢が現れた。

産卵前に駆除できて良かった。

 

天候が悪かったこともあり、朝からの参加者は4名のみ。

途中、見学者一名、午後から参加者一名増加。

 

調査場所のソバの堤防上には週十本の桜が満開だったが、お花見の人はほぼゼロ。

 

気温が午後1時過ぎで11.8度と真冬に近い一方、本流の水温は15.7度もあり、気温より水温が4度も高い逆転現象が起きていた。

テント内での測定作業

参加者:5名(ほか見学者1名)

採取した魚の一部

オイカワ ハス タイリクバラタナゴ ドジョウ アユ オオクチバス

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−308
    調査次数 310 備  考
    調査日 2023/3/25
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 2      
55−62    
2 アユ 14      
71−93    
3 オイカワ 7      
60−132    
4 オオクチバス 1     特定外来生物
365    
5 カダヤシ   19 12 特定外来生物
  20−37 17−35
6 タイリクバラタナゴ   3    
  18−28  
7 ドジョウ   1    
  134  
8 ヌマチチブ 21      
26−66    
9 ハス 1      
101    
10 ボラ 9      
32−36    
11 メダカ   11 4  
  24−30 24−35
               
    7種類55個体 4種類34個体 2種類16個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小ー最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて11種類105個体の魚類が採集されました。
雨、気温11.8℃、水温 本流15.7℃、新八水路13.5℃、新八ワンド14.6℃(13:30頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.80m (12:00)1.29m (14:00)1.22m