前日の夕方時点では、高水敷が1メートル近く冠水していたので、調査そのものも危ぶまれ、集合時間を遅らせ、集合してから状況を見て、危険の無い範囲での調査を想定した。
当日,既に高水敷の水は既に引いていた。ただし、本流も水路も水位は圧倒的に高く、岸のそばまで水がありいつものような調査は全く出来そうも無かった。
それでも危険でない採取方法でいろいろな場所で採取した結果、意外にたくさんの種類の魚を捕ることが出来た。
いつもたくさんの車が止まっているすぐ隣の駐車場も閉鎖していて人気のほとんどない江戸川であった。
いつものように水槽を設置していたが、通りすがりの観光客などもいなかった。
いつも小魚が中心の新八水路では30センチ近いコイが投網にかかった。
川が荒れたときに新八水路のような場所が魚の隠れ場所になるのかと思った。
グラウンドの土の部分が全体に低くなっていて大きな水たまりになっており、投網でいろんな魚を捕ることが出来た。我々が捕らなかった魚はコサギ等の鳥の餌になるか日干しになってしまうのであろう。
なんと、こんな状況の中で、55種類目の新記録種が捕れた。以前にも死んでいる個体は確認した事はあるが、今回は3匹も生きている個体を採取出来た。海の魚である「ヒイラギ」。
恒例の反省会、いつもの居酒屋で美味しい焼酎を頂いた。