2021年2月27日 新八水路で魚類調査(285回)

雲ひとつない快晴で、風除けのブルーシートの風下に座っていると心地良かったが、とても風の強い中での調査活動だった。

 

川の中は陸上より強く、投網だけでなく手網での採集も厳しかった。

それでも、川の中はすでに春が来ていることが確認できてうれしかった。

 

朝の調査開始時に集まったのは4人だったが、午後から一人増えて5人での作業となった。

 

調査開始早々にギンブナやアユが採れ、1月調査時に遊泳魚が全く採れなかったことを考えると状況は一変していた。

終わってみれば、江戸川本流では遊泳魚4種類、ハゼ類4種類、合計8種類が採れた。

ヌマチチブの数が意外に少なかったが、風が強く手網での作業効率が悪かったことが一因と思われる。

参加者

  合計5名

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−283
    調査次数 285 備  考
    調査日 2021/2/27
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 7      
35−77    
2 アユ 8      
71−89    
3 オイカワ 1   2    
35   23−29    
4 カダヤシ   10 17 特定外来生物
  15−28 12−27
5 ギンブナ 1      
90    
6 クロダハゼ 3      
27−28    
7 タイリクバラタナゴ   2    
  23−35  
8 ヌマチチブ 4      
27−58    
9 ハス 1      
67    
10 マハゼ 3      
37−95    
11 メダカ   66 25  
  15−30 12−28
12 モツゴ     3  
    24−74
               
    8種類28個体 3種類78個体 4種類47個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて12種類153個体の魚類が採集されました。
晴れ、気温8.5℃、水温 本流9.5℃、新八水路10.5℃、新八ワンド11.8℃(14:20頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.61m (12:00)1.57m (14:00)1.58m