風があったが、北風でないので寒くなかった。
晴れていて日差しも強く、そのためTシャツで調査ができた。
初参加の学生もいて、朝一番は「投網教室」開校!
下流の江戸川水門(水閘門)が閉鎖されているためだろうか、水位はとても高い。
腰より上まで水につからないと投網が使えず、厳しい条件下での調査となった。
一日中ほとんど水位が下がらず、遊泳魚は、ボラ、オイカワだけと極めて寂しい結果となった。
調査結果は、江戸川本流で6種類、新八水路で3種類、ワンドで1種類で全体で8種類と3月より少なかった。(3月は9種類)
以下、参加者のコメント
しばらく水閘門の長時間解放がされていないせいかずっと水位が高く、水底には沈澱物が多い。水閘門が開かないためにアユの溯上も少ないとの報道がある。江戸川は、都内唯一の稚アユ出荷河川なので、閘門操作には配慮を望みたい。
アシシロハゼが11個体も採れた。なぜこの時期に沢山採れたのか不明だ。
抱卵しているハゼ科のビリンゴが1個体採れた。抱卵のため膨満していて、アシシロハゼの雌によく似ていたが、第一背鰭後端の黒点と、腹鰭(吸盤)が透明なことで区別される。 (YK氏)
ヤナギの綿毛がさかんに飛んでいて、ワンドの水面が白くなるくらいでした。
芝生に今年初のツバメが、虫を探してか、低空飛行していました。(KI氏)
我らがE大学から2人の新入生が参加という事で投網を教えたのですが、人に教える事で自分の練習にもなりました。
2人が投網を投げられるようになったとき「後輩」ではなく「敵」に変わるでしょう(学生AO君)
人生初の漁業みたいな体験でした。
投網はまだ全然でしたが、オタマジャクシや、エビを捕まえれたのが楽しかったです。
私は、農業高校だったせいか、最初、水の中は大丈夫か、心配でしたが、やってみると大変は大変ですが、楽しい方が強かったです。(学生D君)
だいぶ暖かくなって活動しやすくなってきました。これからも頑張ります。(学生Oさん)
いつもより水位が上がってて、やり辛さを感じたが、気温水温共に丁度よく楽しめました。これからの活動がとても楽しみです。(学生I君)
初めて参加しましたがとても貴重な体験が出来ました。これからも積極的に参加したいです。(学生S君)