「ベトナム (中部)旅行記」2018年3月10〜13日(JTB旅物語)

ツアー名:彩(いろどり)のベトナム 中部4日間( JTB旅物語 )

出発便(3/10):成田発 ベトナム航空(VN)319便 10時00分

帰国便(3/13):ダナン発 ベトナム航空(VN)318便 00時20分

 

これは、熟年夫婦が参加した海外ツアーの旅行記です。

【訪れた街と観光地】

・ダナン

・ホイアン

・フエ

・ミーソン遺跡

ダナン国際空港には、14時ごろ到着。

日本人の添乗員が付かないツアーの為、現地のベトナム人ガイドに連れられ、大型バスに乗り、ダナン市内観光に出発。

 

最初に、向ったのはダナン大聖堂

大聖堂の裏口から入場出来なかったので、ぐるっと回って正門から敷地内に入る。

大聖堂が桃色で少し驚いた。

ミサの時間ではなかったので、建物内には入れず。

 

次に向かったのは、ノンヌュックビーチ

曇っていて、波も高かったが、水際で水着姿で遊ぶ人もちらほらいた。

 

次の目的地の五行山への途中で二階建ての「みやげ物店」に立ち寄る。

この辺で産出する色々な色をした大理石で作った品物が、大きな物は数メートルあるものから小さな土産物まで多数あった。ベトナムの有力な輸出品のコーヒーやチョコレート、各種土産物も置いていた。

 

五行山は、外が丸見えのガラス張りでできたエレベーターで約10秒間で登ることができた。

カラフルな寺院や洞窟内の仏像などを見学。

帰りはとても急な階段を下った。

一日目の観光が終わり、宿泊するホテルへ行く前に、ホイアンの川沿いのレストランに行き、最初のベトナム料理を頂く。

生春巻から始まる7品のコースだった。

ホテルはホイアン市内だが、中心部から離れており、海岸そばに立地する「ムオン タン ホイアンホテル」

部屋の広さと設備は申し分なし。ただ、シャワーの温度が低かった。部屋によっては全くお湯が出ない部屋もあったようで、我々はまだましな方だったことになる。

 

朝食はバイキング方式。それほど豪勢ではないが、許容範囲かな。

コーヒーに入れるミルクが「コンデンスミルク」なのにはびっくり。ストレートで飲みました。

朝食後は出発まで時間があったので、ホテルの周りを散策。

ホテルの周りは、以前はもっと色々な建物が建っていたようで、もしかすると再開発のために立ち退きさせられたのかな?

ホテルの前の通りを渡るとそこはすぐ海。

沖にも砂浜にも丸い船(漁船や観光用?)を見ることができた。

日本では見たことの無い形で、一度は乗ってみたい思った。

空いた時間にはホテル内を散策し、ホテルの中のみやげ物店でコーヒーや刺繍の小物を買った。

市内の土産物屋で同じものが同じような値段で売っていた。(一部の商品ですが)

二日目は、ホイアンから北に約150キロ行ったフエ(ベトナム 最後の王朝の都)の観光。

まず最初に向ったのは、フエ郊外のカンディン帝陵。石の階段の手すりが龍の形。階段の上には、役人や馬、象の石像。陵の中には金箔のカンディン帝の像。

その後、フエ市街地に入り、雅楽演奏付きのフエ宮廷料理が食べられるレストランに入る。

店内で宮廷用の服を着せてもらい記念撮影したが、もちろん食事前に服は脱がされた。

 

昼食後は本日のメインである阮朝王宮を見学。

川(フォーン川)を渡り、バスの駐車場で下車。大型バスが通れない外堀の橋を徒歩で渡り、要塞のような三段コンクリートの真ん中にそびえるフラッグタワーを左に見ながら王宮門に向かう。

内堀を超えて王宮門(午門)の左側の門から入り、建物を抜けると、その内側にある太和門とその手前の両側に池が見える。

池を超えると左脇に数人の雅楽団が待ち受けて演奏してくれた。

太和門を超え、振り返るとなぜか太和門の裏側は表から見たのと屋根の形も色も違っていた。

電動カートが行き交う道を越えると左右に建物がある。多分これが、右廡(うぶ)、左廡(さぶ)という建物であろう。

これらの建物の内部では、規模は大きくないが土産物の売店があった。

電動カートの走る道を右方向(北東)に歩くと色彩豊かな顕仁門に突き当たり、この門を出ると左右に内堀が広がっていた。

内堀の内側を歩いて橋を渡り堀の外に出ると、屋外に展示したベトナム戦争時の戦車やミグ戦闘機を柵越しだったが見ることができた。

バスに戻りドンバ市場に向かい、現地ガイドの後について市場内を歩く。

野菜や魚などの生鮮物が中心であったが、生活雑貨品も売っていて、場所によっては人がすれ違うのがやっとの狭い通路だった。

 

次に向かったのは、ティエンムー寺、川のすぐ側にあり、七重の塔トゥニャン塔はフエのシンボル的な存在らしい。

 

そして、ようやく夕食となった。

夕食後、ツアーメンバー皆んなで、すぐそばの土産物店とチョコレート専門店で買い物をした。

このチョコレート屋はダナンのほかベトナム国内の主な3つの都市に店を持っている高級チョコレート店。

我々が行ったのPheva(フェヴァ)ホイアン店だったが、写真の通りカラフルな箱がたくさん並んでいて、とてもお洒落な感じで、ツアー仲間が皆こぞって買っていた。

三日目はホイアン旧市街ミーソン遺跡観光。(両方が世界遺産)

まずは、来遠橋(日本橋)、日本が鎖国するまでこの街に住んでいた日本人が作ったとされる橋。

まず、橋の西側に広がる旧中国人街の中の馮興家(フーンフンの家)を見学。

旧中国人街の端まで散策してから、日本橋まで戻り、日本橋を南側から写真撮影。

その後、今度は日本人橋から東に向かって歩いて貿易陶磁博物館(海のシルクロード博物館)福建会館を見学。

 

昼食後、ホイアン南西約40㎞にある世界資産ミーソン遺跡に向かう。

四方を山に囲まれ、8世紀から13世紀に造られたレンガ作りの遺跡であるが、自然崩壊に加えてベトナム戦争時のアメリカ軍の空爆でほとんどが崩壊した。

一部が崩壊せずに残り、一部は再建されている。

接着剤を使わずにレンガを積み上げて造られているようで、その技術は今も解明されていない模様。

ミーソン遺跡の見学の後、再びホイアンに戻る。

夕食まで時間があるので、夕暮れの旧市街を散策した。

歩き始めはまだ明るく、この街の観光の目玉であるランタンがそれほど綺麗に見えなかったが、日が沈むと一気に雰囲気が出てくる。

川のすぐそばのレストランで夕食を食べた。

川面に映るランタンの明かりがとてもきれいだった。

川越しに新市街の明かりを見ながらのレストランでの夕食のあと、バスに乗り、ダナン国際空港へ向かうが、途中ダナン市内のショッピングモールのような建物内のスーパーに立ち寄る。

ここで、家族などに配る土産物を大量に買い込んだ。

海外旅行でのお土産の調達は地元のスーパーに限る!!

 

ダナン空港での出国審査の行列がすごかった。

なんでも、ダナン空港から中国や韓国に向かう便が30便もあるとのこと。

成田空港へはダナン発24:20 深夜便一便だけなのに。