2019年1月26日 新八水路で魚類調査(260回)

風の強い日だったが、曇っている時はより一層風が強く冷たく感じた。

冬場にしては江戸川本流は水位が低かった。

おそらく、ずっと雨が降らないのが原因だろう。

そのため、新八ワンドもほとんど水位がなかった。

新八水路に至っては、水路のほんの一部に水たまりが残っているだけで他は干上がっていた。

水位が低いので投網は投げやすいが、水温が低いので魚はいない。

それでも、本流ではなんとか5種類採ることができた。

本流で採れた35匹のうち、一投で30匹の群を採ったのは女投網師だった。

下の写真は(水槽以外)

上から

オイカワ・ヌマチチブ

アシシロハゼ・タイリクバラタナゴ

ギンブナ

新八水路に残った水たまりに小魚が取り残されており、その水たまりも風前の灯火に見えた。

そこで水面を広げるために、泥上げを行なった。

スコップで泥を土嚢袋に入れ、運び出し、少し離れた場所に積み上げた。

下の写真は作業前(左)と作業後(右、翌日)の水路。

参加者:メンバー5名、ほか2名

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−258
    調査次数 260 備  考
    調査日 2019/1/26
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 1      
32    
2 オイカワ 23      
37−109    
3 カダヤシ   20   特定外来
  16−37  
4 ギンブナ   1    
  52  
5 タイリクバラタナゴ   9    
  14−52  
6 ヌマチチブ 2      
57−62    
7 ハス 8      
62−108    
8 メダカ   63 2  
  11−32 17−20
9 モツゴ 1      
55    
               
    5種類35個体 4種類93個体 1種類2個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて9種類130個体の魚類が採集されました。
晴れ時々曇り、気温7.5℃、水温 本流6.2℃、新八水路8.1℃、新八ワンド8.3℃(15時頃測定)
セル2