2015年7月11日 新八水路で魚類調査 (第218回)

予報以上の好天に恵まれたが、暑すぎて熱中症が心配だったが、なんとか誰も倒れずに済んだ。

朝からの高水位は午前中少し下がったかと思ったら、逆に上がり始める始末。

そんな悪条件にもめげずに投網を投げ続けるメンバーのおかげで魚の種類は前回並みを確保できた。

でも、もっと水位が普通に下がってくれていれば、種類も数ももっとたくさん取れる時期なので、閉まっている下流の水門が恨めしい。

 

朝から、女子大生3名のほか常連の女性が妹さんを連れてきてくれて、とても女性の比率が高く、賑やかな魚類調査となった。

 

水路の中も含め、夏草などが伸び放題で、大勢で草抜き、草刈をしたいところでしたが、人手に余裕がないため、水路の中を中心に少しだけ草抜き、草刈をした。

コイとフナの雑種が2匹が水路で採れた。頭(顔?)の部分がコイ似で、ほかの部分はフナ似。1匹には間違いなく小さな【ヒゲ】が確認できた。

(メンバー=淡水魚専門家の話:関東平野の中央部に分布するギンブナは3倍体で雌性発生(gynogenesis)で繁殖するため交雑は起こらないし、産卵行動が似ているゲンゴロウブナとコイの雑種と推定される。)
下の写真が交雑種です。ヒゲを確認できますか?

後の二枚は、「ヒガイ」と「ツチフキ」です。