2019年11月23 新八水路で魚類調査(270回)

雨が朝から降っており、風も相当にあった。

そこで、道具を入れてある倉庫前で胴長に着替え、最小限の道具類を倉庫から台車に乗せていつもの水路脇に運んだ。

テントは休憩するためというよりは、道具と水槽の雨よけとしてテントの上に張った。

台風以降初めて新八水路に降りたが、大きな変化は見られなかった。

本流の水位が非常に下がったのに比べて、水路の水位は思いのほか維持されていた。

 

本流は岸際の川底が露出するほど水位が下がっていた。

そのため、ほとんどの魚が川の深みに移動したとみられ投網にはあまりかからなかった。

一方で取り残された水溜りや航路後では、ヌマチチブなどのハゼ類やオイカワ、モツゴなどの小魚がタモ網に入った。

新八水路では2年ぶりに「ビリンゴ」が採れた。

12時に午前中の調査を終え、採れた魚を水槽に移した。

その際、参加者に午後も調査を続ける気力、体力をあるか確認すると、皆否定的だった。

そこで、昼の休憩を入れずにこのまま測定を行う事にし、測定後は道具を片付けし、調査を終了した。

本日の参加者

総勢:6名

 内訳

  常連:3名

  一般:2名

  学生:1名

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−268
    調査次数 270 備  考
    調査日 2019/11/23
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 オイカワ 3      
28−42    
2 カダヤシ   18 48 特定外来生物
  20−37 14−30
3 ギンブナ   21    
  36−77  
4 コイ   3    
  61−93  
5 ゴクラクハゼ 1      
55    
6 タイリクバラタナゴ   15    
  16−36  
7 デメモロコ 1      
46    
8 ドジョウ   1    
  25  
9 ニゴイ 8      
73−109    
10 ヌマチチブ 41        
16−50        
11 ビリンゴ   1    
  26  
12 ボラ 1      
184    
13 マハゼ 3      
110−135    
14 メダカ 1   10    
22   15−25    
15 モツゴ 2 8    
32−36 23−40  
               
    9種類61個体 7種類67個体 2種類58個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて15種類186個体の魚類が採集されました。
雨、気温12.0℃、水温 本流10.7℃、新八水路12.9℃、新八ワンド12.4℃(12時30分頃測定)
セル2