2015年5月30日 新八水路で魚類調査 (第216回)

朝から暑かった。

しかも、江戸川の水位が高くて、腰まで水に入らないと投網が打てず、その体制での投網は体力も使うし、網も思うように広がらない。

身長が低い人はより不利になる。

そんな中で唯一、しっかり結果を出したのは、やはり投網の達人のI女史だった。

採った魚の数はそれほどではないが、ちゃんと種類を確保したところが達人の達人たるゆえん。

 

下の写真は、達人が捕ったオイカワ,マルタ,タイリクバラタナゴ、マハゼ、ヒガイです。

水位があと20センチ低ければ、みんながもっと楽に投網を投げられ、おそらく魚もたくさん捕れたと思うと、下流の開かずの水門が恨めしい。

 

でも、新八ワンドは高い水位のおかげで採集がしやすかったこともあり、種類も数も満足のいく結果だった。

 

新八水路とワンド、ともに特定外来生物のカダヤシの数がめっきり少なく、もし我々の駆除の成果だとしたら嬉しいが、多分ほかの理由で一時的に少ないだけだと思う。

 

急な会合のため指導者(淡水魚専門家)が遅れて参加したけど、測定の時間に間に合ってくれたので、正確な同定ができて助かった。

 

下の写真は、新八水路とワンドで捕れた、コイ,ギンブナ、カダヤシ(特定外来生物:駆除対象)、メダカ、スミウキゴリ、ドジョウ。