新八水路で魚類調査2023年7月15日(314回)

雲が広がり青空でないことをありがたいと思った。

途中雲間から太陽が見えることがあったが、総じて曇りで助かった。

 

ところが、本流の状況はこの時期としては最悪に近かった。

前日までの高い水位が続き、しかも昼にかけて若干上がり続けた。

 

胴長を履いて投網を打てる場所は川岸近くのわずかな場所に限定される。

タモ網でさえ採集可能な場所がとても少ない。

 

ワンドは水位があったが、アシが全体に広がっていた。

水路も水位があったが、かえって魚が水路全体に分散した模様。

 

午前中、一般の参加者は4組の家族、総勢13名ととても賑やかだった。

本流は水位が高く入れないので水路での採集作業を手伝ってもらった。

 

それでも、本流では胴長をはかずに投網を打ち続けたベテランのおかげで大きなゲンゴロウブナやコクチバスが採集できた。

 

残念なことに、水路、ワンドともにメダカを確認できなかった。

 

測定作業

魚の写真

コイ、ギンブナ、オイカワ、ツチフキ、ニゴイ、ヌマチチブ、コクチバス、ドジョウ

参加者

 合計23名

 

 内訳

  常連:8名

  一般参加:15名

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−312
    調査次数 314 備  考
    調査日 2023/7/15
    地点 本流 新八水路 新八ワンド
1 アシシロハゼ 1      
54    
2 オイカワ 32      
62−119    
3 カダヤシ   9 86 特定外来生物
  20−32 12−52
4 ギンブナ 1      
85    
5 ゲンゴロウブナ 1      
355    
6 コイ 1      
71    
7 コクチバス 4     特定外来生物
65-320    
8 スゴモロコ 1      
64    
9 スミウキゴリ   9    
  39−56  
10 ツチフキ 5      
62−70    
11 ドジョウ   12    
  45−138  
12 ニゴイ 33      
67−177    
13 ヌマチチブ 5      
42−60    
14 ボラ 17        
61−103        
15 マハぜ 7   1  
64−94   71
               
    12種類108個体 3種類30個体 2種類87個体  
               
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小ー最大範囲(単位:mm)
江戸川本流、新八水路、あわせて15種類225個体の魚類が採集されました。
曇り、気温32.6℃、水温 本流28.1℃、新八水路26.7℃、新八ワンド28.6℃(15:00頃測定)
  「参考」江戸川の水位(観測所:千葉県市川市市川 市川根本排水機場江戸川側)
    (10:00)1.81m (12:00)1.87m (14:00)1.87m