2016年7月9日(土)新八水路で魚類調査(230回)

梅雨の真っ最中なので雨は仕方ないが、ほぼ一日中雨降りの中の魚類調査だった。

雨よけのテントを張り、周りを囲うためもあり、厚手のブルーシートをテントの上にかぶせる。

午前中の水位は思っていたより高かった。

そのため、先月あんなにたくさん採れたのが嘘みたいに採れない。

昼飯はもちろん、ブルーテントの中。

テントの中では落ち着かず、食事を済ますと早々に午後の調査開始。

すると、川の水が流れていて水位が下がっている。

水位が低くなると投網は投げやすくなる。

その効果か、大きな魚が数匹取れた。

でも、いつも一番数が取れているヌマチチブが思ったように取れず、その代わりにマハゼが多かった。

終わってみれば、数は先月の半分近くなのに、種類は先月と同じく20種類。

特定外来生物は、コクチバス、オオクチバス、ブルーギル、カダヤシの4種類が取れたが、1日で4種類も採れたのは珍しい。

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−228
    調査次数 230 備  考
    調査日 2016/7/9
    地点 江戸川本流 新八水路 新八ワンド
  1 アシシロハゼ 3      
  44−50    
  2 ウグイ 1      
  183    
  3 オイカワ 14      
  61−103    
  4 オオクチバス 1      
  94    
  5 カダヤシ   7 4  
    18−24 13−20
  6 ギンブナ 1      
  315    
  7 コイ 2      
  70−80    
  8 コクチバス 2      
  75−283    
  9 スゴモロコ 2      
  71−75    
  10 スズキ 5      
  92−317    
  11 スミウキゴリ   3    
    45−51  
  12 ツチフキ 3      
  40−68    
  13 ニゴイ 11      
  41−82    
  14 ヌマチチブ 22      
  40−70    
  15 ヒガイ 4      
  49−61    
  16 ブルーギル 1      
  134    
  17 ボラ 29      
  56−401    
  18 マハゼ 72      
  53−141    
  19 マルタ 7      
  46−65    
  20 メダカ     14  
      14−36
             
    17種類180個体 2種類10個体 2種類18個体  
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)  
江戸川本流、新八水路、新八ワンドあわせて20種類208個体の魚類が採集されました。
雨 気温22.2℃、水温 本流26.0℃、新八水路23.1℃、新八ワンド24.3℃(15:00頃測定)