2014年5月24日 新八水路で魚類調査 (第204回)

朝10時、岸辺の川底の岩が露出するほど水位が下がっていた。

水位が低いとなぜか嬉しい。

いつも見えていない場所が見えて、感覚的に魚がたくさん捕れそうな気持になってします。

でも、実際は違うこともある。

小魚はいいが、ある程度以上の大きさの魚は、水位が下がり過ぎると深いほうに移動してしまう。

それでは、我々が深いほうに行けばよいということになるが、そこに落とし穴がある。

実際、この川の一部は航路確保の理由で以前掘削されたため、途中からストンと落ち込んでいる。川に水が濁っているときなど近づくことすら危険である。

結局投網で魚を捕るのが難しいことになる。

その代わり、水位が上がり始めると魚も戻ってくるので、このタイミングで投網を投げると結構魚が入る。

つまり、この日は、一日を通すと小魚から大きなサイズまで、種類も個体数もたくさん捕れた。

本流では、アユ、オイカワ、スゴモロコ、ギンブナ、ハス、ヒガイ、ニゴイ、ボラ、ウキゴリ、マハゼ、アシシロハゼ、、ヌマチチブが捕れた。