2013年7月6日 新八水路で魚類調査 (第194回)

【参加者のコメント】

新八水路内に、小型のアカミミガメが見られました。サイズからして、親ガメが産卵、孵化したのではないでしょうか。

水位が高く、水路やワンドでたくさんの稚魚や、メダカなどの小型の魚類がとれました。(水位が低いときは、どこにいるんだろう?)(KI)

 

猛暑での活動でしたが、メンバーの小学校6年生が沢山の同級生たちを連れてきてくれた。『僕も早くメンバーになりたい!』という子もいて、このまま定着してくれれば嬉しい。安全監視は大変だが・・。

先月に続いて、この時期としては魚の種類数も個体数もやや少なかった。水不足が続いてたので行徳の閘門を開ける(上げる)頻度が少ないからなのかもしれない。閘門開閉による水の損失や塩水溯上は僅かな量なので、もっと魚道機能を意識した閘門の開閉を行なってほしい。(YK)

 

この日、関東は梅雨明けした。ワンドの水温は30度を越えぬるま湯のよう。それでも、ワンドではメダカやフナが耐えていた。(TH)

 

お腹がパンパンにふくれたカダヤシが二匹、新八で採れた。カダヤシはお腹の中で孵化し、仔魚(しぎょ)となってから出てくるらしいが、多分その直前だと思う程お腹が大きかった。(SI)

 

…暑くて記憶が飛んでます…みなさんお疲れだったのか、反省会も早く終わったし…(ある参加者のコメント)

葛飾柴又新八水路 魚からの便り−192  
  調査次数 194 備  考
  調査日 2013.7.6
  地点 江戸川エドガワ本流 新八水路 シンハチワンド
1 アシシロハゼ 4      
51−65    
2 ウキゴリ 1     汽水型キスイガタ
50    
3 カダヤシ   16 1  
  10−43 25
4 カマツカ 8      
70−120    
5 ギンブナ   31 6  
  21−47 28−53
6 ゲンゴロウブナ     1  
    28
7 コイ 1 1    
79 33  
8 スゴモロコ 7      
52−71    
9 スズキ 2      
95−265    
10 タイリクバラタナゴ 3      
47−51    
11 ドジョウ   1    
  71  
12 ニゴイ 8      
46−70    
13 ヌマチチブ 19      
45−82    
14 ボラ 14 2    
76−383 35−44  
15 マハゼ 18      
60−98    
16 マルタ 1      
22    
17 メダカ   11 14  
  13−24 17−35
18 モツゴ   3    
  20−30  
             
  12種類シュルイ86個体コタイ 7シュルイルイ65個体コタイ 4種類シュルイ22個体コタイ  
             
上段の数字は個体数、下段の数字は全長の最小-最大範囲(単位:mm)  
             
一口ヒトクチコメント】          
江戸川本流、新八水路、新八ワンド、あわせて18種類173個体コタイの魚類が採集されました。
れ、気温キオンは35.0℃、水温は本流26.0℃、新八水路シンハチスイロ28.7℃、新八、シンハチワンド30.1℃(16:00頃測定ソクテイ)。