2015年8月15日 新八水路で魚類調査 (第219回)

35度越えの日が続いた後なので、それに比べれば少しはましになったお盆の真ん中の日。

お盆にもかかわらず集まったのは、TK大学の院生2名、E大学1年生1名、相模原から来たという初老の男性、コアメンバーI女史の知人男性、およびコアメンバー等7名、総勢12名。

 

うち、初参加4名に投網の練習をしてもらってからみんなで本流に入る。

川は久しぶりの定水位で投網は投げやすく、魚も入る。

初参加のメンバーの投網にも魚が入っていた様子。

気温が高く水温も上昇するし、早い時間帯に大きなギンブナなど捕れたため、大きな魚や弱ったりしている魚を中心に、昼食前に測定し、川に戻した。

ギンブナとワタカで30センチ超えが捕れた。

ワタカで30センチ超えははじめてかも?

昼食後も水位は下がり続けた。

2時半ごろから測定開始。

 

なんとワンドの水温が40度を超えていた。

ワンドは、土砂がたまり水位が低くなると、魚の逃げ場がほとんどない。

そのため、全く魚の採取ができなかったが、もし、いても生きていられたのだろうか。

 

測定の結果、本流では23種類の魚類を採取。

しかも、うち一種はこれまでに捕れていなかった「ヒナハゼ」と思われる。

念のため、TK大学院生に大学での同定を依頼。

 

こんな沢山の種類が捕れたのは、初参加のメンバーの投網初挑戦の成果によるところが大きい。

なお、新種「ヒナハゼ」の捕獲者が確認できず。(おそらく親子連れであろう。)

23種類という数は、昨年1年間で本流で採取されたのが25種類ということを考えると、いかに効率良くたくさんの種類を捕ったかがわかる。